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ブログ【更新中】

「孤独死」?「孤立死」?

2019-06-29
重要
鹿児島の生前整理・遺品整理専門業者、㈱MMSサポート・MMSクリーンサポートの桑迫です。
先日、会社のパソコンに嬉しいメールが届きました。
以前、ブログにも書かせていただいた特殊清掃をさせていただいた案件のオーナーの息子様へ作業後の写真をお送りし、その返信のメールでした。
「清掃撤去作業、誠にありがとうございます。御社を知ることができ、桑迫さんにお会いすることができ本当に良かったです。」という一文がありました。
まだまだ若輩者の私達に本当に嬉しいお言葉をくださいました。
スッタフといっしょにメールを拝見し「シンプルだけど一番うれしい言葉だね」と喜びながら話をしました。
今回の作業は死後1ヶ月ほどたたれてから発見されたお部屋の特殊清掃でした。家賃の納入に遅れなどなかったお住まいの方。家賃の未納が気になりオーナー様が外から声をかけたが反応がなく勇気をもって合鍵でお部屋に入られ発見されたそうです。
オーナー様と話をしましたが「若い頃は元気に働かれててね。よく顔を合わせて話をしてたんだけど…年をとるにつれてなかなか外にも出なくなったみたいで…。会っても話もしなくなってしまった…。もう少し早く声をかけてればね…。」と発見された日からなかなか寝れないとお話をしてくれました。「オーナー様が勇気を持ってお部屋に行かれたから少しでも早く発見できたんですね」としかお声掛けできませんでした。
よく「孤独死、孤独死」と最近聞きますが、ほとんどの方が「孤立死」なのではないかと最近考えます。
社会からの孤立、近隣住民からの孤立、今まで属していたコミュニティに顔を出さなくなる、誰とも1日話さない。お一人暮しだから「孤独」なのではなく、社会との関わりを断ち切ってしまいお一人になり「孤立」してしまう。お部屋で亡くなられてしまい発見が遅れ「孤立死」という最悪のケースをうんでいるのではないかと思います。
お独り暮しでも孤独も孤立もされていない高齢者の方々はたくさんいらっしゃいます。私が研修会や講演会をさせていただく女性学級や公民館の集まりにいらっしゃる方々はお独り暮しの高齢者の方々ばかりです。この方々はお独り暮しで「孤独」かもはしれませんが社会から「孤立」はしていません。顔を合わせ話をして、何かあればその方を知ってる方がたくさんいらっしゃるからです。それだけで万が一が起こってしまったとき違いが大きくあるんじゃないでしょうか。
弊社が参加している地域見守りネットワークでも社会から「孤立」していく人をなくそうと、若い人達が民間の力だけでいろんな知恵を出し合って、地域社会に老若男女問わず誰でも用がなくても来れるような場所をつくり、そこで皆さんに活躍してもらおうという「場」作りに一生懸命に取り組んでいます。
そういう場がたくさんできていけば、多くなるだろうと言われている「孤立死」「特殊清掃」の増加も食い止められるかもしれません。
今回は、お困りになっていたオーナー様のお役にたててよかったという気持ちと、地域作りにもっと力になれないだろうかという思いも強く持ちました。
また、多くの方々に現状を知ってもらえるような研修会など開催していければなと思います。
株式会社MMSEサポート
〒890-0067
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TEL.099-800-7525
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